新宿末廣亭6月下席6/22夜の部~前篇~ | 思いつき覚え書き日記

新宿末廣亭6月下席6/22夜の部~前篇~

超豪華プログラムの末廣亭6月下席。

来週昼夜通しで見に行くつもりなのですが、

とりあえず今日、夜の部に行ってきました。


昼の部が終わったあたり(16:40)に末廣亭到着。
切符売り場には10人ほど並んでいましたが、
昼の部を見終わった人がどどーっと出てきていたので、
とりあえず入ってみると1階はすでに満席でした。
お茶子(案内係)のお姉さんに2階席を案内されて、
2階にあがる前に売店で寿司弁当を買おうとしたら、
「先に2階で席を確保された方が良いですよ」
と言われたのであわてて2階へ。
2階もすでに3分の1ほど埋まっていましたが、
前の方がまだ空いていたので

とりあえずハンカチで席を確保しました。
その後スニーカーの紐も締めずに急いで売店に向かいましたが、
寿司弁当はなんと売り切れ。
えーん、入場するときにはあったのに・・・(泣)

気をとりなおしてお茶とドーナツを買い、
2階席の座布団に座って開演を待ちます。
どんどんお客さんは増えていって、
開演時刻の午後5時には2階席もほぼいっぱいになっていました。
最終的には1階桟敷席脇の廊下も二重に立ち見が出ていて、
2階席からは見えないけれども、

たぶん椅子席後ろにも立ち見が出ていたと思われます。

これって、この前の『明日の寄席』以来の混み方ではないでしょうか。
昨日も混んでいたらしいですが、
今日は昨日より多いと小三治が話していました。

アコーディオン漫談の近藤志げるがこの混み方を見て、
「なんかあったの?」と笑いをとっていましたが、
出演者が高座に上がったときの拍手の大きさから察するに、
小沢昭一目当てのお客さんが多かったようです。
彼の今日の演目(?)は志ん生の思い出話でした。
10日間毎日違う話をする予定らしいです。
てことは、この期間何度も通う人が出そうですね。

平日でこの混みようでは、土日は大変なことになりそうです。
『明日の寄席』の時の当日券争奪戦が思い出されます。
あの時は、1階席が前売りで完売していて、
2階席と立ち見を当日販売していたわけですが、
今回は全部当日券だから、少しは競争率が低くなるかと思ったら、
なんと「団体さんの予約席」という思わぬ伏兵が(笑)
確かに普段もそういう団体のお客さんって入っているけど、
何もこんなプログラムの時に受け入れなくても・・・(^^;

ちなみに16組中5組が代演でした。
末廣亭のサイトには載っていたのに、

当日のプログラムには載っていなかった歌る多が

“代演で”登場したのはうれしかったけど、
楽しみにしていた権太楼が出なかったのは

ちょっとがっかりだったなあ。
歌る多によると

「プログラム通りに出てこないのが寄席の醍醐味」とのことですが、
この日にしか来られない人はショックだよね。
私はまた来るつもりだから良いけどね。