新宿末廣亭6月下席6/27~前篇~ | 思いつき覚え書き日記

新宿末廣亭6月下席6/27~前篇~

行ってきました~!>昼の部&夜の部。
末廣亭のサイトによると、今日は代演が少ないはず。
ということは、今日を狙って来る私みたいなファンが多いはず。
ということは、平日だからといって甘く考えず、
できれば、10時頃を目指して出かけないとヤバイかも。

と思っていたにもかかわらず、
諸般の事情で到着したのは11:17。
すでにひとつ目の角を曲がる少し手前まで列ができていて、
少しアセリました。
前から4~50番目くらいでしょうか。
1階の椅子席は117席で、
今までの経験からいって半分くらい
「団体さんの予約席」になってる可能性もあるので、
椅子席に座れるかどうかは微妙な位置でした。

私が並んだ直後くらいから急速に並ぶ人が増えていきます。
手にスーパーかコンビニの買い物袋を持っている人も複数いました。
昼&夜2食分の食べ物と飲み物が入っているんだろうなあ。
私もおにぎり4個と500mlペットボトルのお茶を持ち込みました。

それにしても暑かった!
実際並んでいたのは30分くらいでしたが、
日焼け止めも塗らず、日傘も持ってこなかったことを後悔しました。
みるみる腕が日焼けして、半袖のあとがくっきりと(^^;

開場時刻近くになると、
案の定「団体さん」が5~60人くらい集結。
「個人客」の列はどれくらい伸びているんだろうと思っていたら、
私の前に並んでいた老夫婦の奥さんが最後尾を見に行っていて、
「寿司屋の角を曲がるあたり」まで並んでいたらしいです。

中に入ると、後ろから7列分が団体客用に区切られており、
一般客が入れるのは前から6列×9席=54席分で、
2人並んで座れる席は、

クーラー前の折りたたみ椅子のみという状況でした。
私は1人で行ったので、

前から2番目のほぼ真ん中に座ることができましたが、
「椅子席じゃないとつらいなあ」と話していたさっきの老夫婦は、
結局桟敷席になってしまったようでした。

登場順が入れ替わった人は延べ8人。
昼か夜の片方しか聞けなかった人の中には、

がっかりした人もいたでしょうね。
いっ平が休演で、代わりに文左衛門が出たのが唯一の代演でした。
いっ平も観たいと思っていた人の1人なので、ちょっと残念でしたが、
ま、ぜーたく言っちゃあいけませんな。

今回は、
「落語家から見ても、客席に座って聴いてみたいと思うほど」
と正蔵が話していたほどの顔ぶれですから、
昼&夜通しで(しかも前から2番目の椅子席で)聴けた私は、
本当に幸せものです。
これで入場料が2700円なんて、申し訳ないくらい。
1万円くらいの値打ちはあったなあ。

ただし、なんと明日から3日間は昼夜入替制にするみたいです。
今日行っといて良かった!!
たしかに昼の部終わっても帰らない人がけっこういて、
夜の部に入れなかった人もいたと思われるくらい

立ち見が出ていたし、
入替制にする方が商売になるもんね。

前から2列目ならではの発見としては、

奇術の花島世津子さんがやった、
破いた新聞紙がリサイクルされて元通りになるネタ

(新聞はカラー版になるんだけど)。
22日にもやったから、今日は注意深くじいっと見ていたんだけど、
近くで見ても破いた新聞紙がどこにいったのかわからなかった。
もちろん、新しい新聞紙をどう出してきたのかも。
私の前の列に座っていたおばあちゃんも同感だったらしく、
隣に座っていた赤の他人(と思しき)お兄ちゃんに、
「あの破れた新聞はどこにいったのかねえ」

としきりに聞いていました。

紙切りの正楽さんを見るのは3度目で、
お題をもらっていきなり切り始めるのはいつもと同じなんだけど、
切り進めながらも時々紙の全体に目配りしているのが

今回よくわかりました。
バランスとかを見ているんでしょうね。
紙を切るジョリジョリというか、ザクザクというような音もよく聞こえて、
臨場感がありました。

歌る多師はピンク系の着物で登場したんですが、
それとコーディネートしたのであろう、
ローズピンク&ホワイトのフレンチネイルが印象的でした。
女性落語家ならではのお洒落ですね。

夜の部は、22日に見たときと出演者はほぼ同じなんだけど、
2階席2列目と、1階椅子席の2列目とでは、
ずいぶん満足度が違うものだと、当たり前ながら思いました。
同じ入場料で、3倍くらい(当社比)今日の方が楽しめたなあ。

やはり2時間や3時間並んででも、
早く行って良い席を確保するのが大切だなと、
そして、日焼け止めと、日傘と、

クーラー対策の長袖シャツは必須である!と、

痛感した一日でした。