歴史時代書房「時代屋」
“歴史”と“時代”をキーワードに、関連書籍とグッズを扱うという、
日本初の専門書店「時代屋」 に行ってきた。
行く前に品揃えや店内の様子をあれこれ予想していたのだが、
いちばん予想外だったのは、
「歴史・時代もの“専門”書店ではなかった」
ということだ。
入っていきなり一般書店にあるような雑誌のコーナーがあって、
「えっ??」って感じ。
こういうものも置かないと、
日々の売り上げがとれないと思ったのかもしれないが、
わざわざこの店に足を運ぶような人が、
こういう雑誌を買うだろうか。
まあそれなりに売れるのかもしれないが、
目先の売り上げが多少上がることよりも、
歴史・時代もの専門書店だと思って来店した人の
期待を大きく裏切るマイナス面の方が、
長い目で見れば大きいような気がする。
テレビや新聞などでオープンが取り上げられて、
興味を持った(私のような)人が、
とりあえず足を運んだ後、
また行ってみようと思わせる魅力がもっと欲しい。
コンセプトはユニークなのだから、
品揃えと商品の編集を見直せば、
まだまだ面白いお店にできると思うんだけどなぁ。
ひとことで言えば、
“歴史ものの関連商品を寄せ集めた(だけの)中途半端なお店”
になっちゃっている気がするのだ。
このままだと、
開店景気が過ぎ去ったあと、
リピーターができないまま、
じり貧になってしまうんじゃないだろうか。
まあ今日はあんまりゆっくり見られなかったので、
また改めて行ってみたいと思います。