チーズに出会った豆乳花
あの「豆乳花」 が、チーズに出会ってしまいました(笑)
その名も「チーズに出会った豆乳花」 。
チーズが加わったことで、豆乳の青臭さがやわらぎ、
食感にすこおし濃厚さが加わった感じ。
「豆乳花」には黒蜜ソースがついていて、
甘苦い感じが好きだったのですが、
こちらのゆずソースもさっぱりした甘酸っぱさが、
夏らしくていいなあ。
またしばらくハマリそうです(爆)
バットマン・ビギンズ
わたしには「バットマンシリーズ」への思い入れもないし、
これまで映画化された作品は1本も観ていない。
だからこの作品も、
監督が「メメント」のクリストファー・ノーランだと知らなかったら、
絶対観に行くことはなかっただろう。
ていうか、あやうくこの大傑作を見逃すところだったぜ、まったく!
アメコミが原作のヒーローものとはいえ、
全体を覆い尽くすダークなトーンは、
まさにクリストファー・ノーランの世界だ。
張り巡らされた伏線が絶妙のタイミングで回収されていく快感。
記憶に残る粋な会話と、所々に散りばめられたユーモアのある台詞。
「いい脚本だなあ。いったい誰?」
と思ったら、監督が共同脚本を兼ねていました。
そういえば、「メメント」も監督&脚本だったもんなあ。
そして、主役のクリスチャン・ベールをはじめ、
適材適所でありながら、
良い意味で予想を裏切られる役者の使い方が映画ファンには嬉しい、
贅沢なキャスティング。
特に、ゲイリー・オールドマンの地味で善良な警官役は、
エンドロールを見て初めて彼だと知った人も多いようだ。
わたしは事前に知っていたので、
キレる役が多い彼の、「いい人」な演技を堪能したが。
音楽もいいし、照明もいい。
CGを極力使わなかったというカーチェイスの迫力もなかなかである。
ただ、殴り合いのアクションシーンは、カメラが寄りすぎていて
「何やってるかわからん!」だったところが、
個人的には唯一のマイナス点かな。
過去の「バットマン」映画が好きな人には、
もの足りない作品かもしれませんが、
個人的には、2005年初の5つ星をつけさせていただきます。
★★★★★
鶴の間~さまぁ~ず大竹の回~
真打ち登場!ってやつですな。
大竹の顔を見た瞬間の鶴瓶も
「おー、ついに来おったな」という表情をしていましたね。
そして、
大竹が出ればぜったい面白くなるだろう、
という期待通りのものを見せていただきました。
これまでの相方は、
ガレッジセールの川田、
雨上がり決死隊の蛍原、
中川家のお兄ちゃん、
キャイ~ンのウド鈴木、
というように、
漫才コンビの中でも「えっ?なんでこっちが出るの?」
って人が出ることが多かった。
その意外性が、
先の読めない展開への期待感に
つながっているところもあったんですよね。
その流れでいけば、さまぁ~ずなら三村が出るであろうところを、
今回、大竹という直球勝負で来ました。
そして見事にキメてくれました。
(オチはちょっと強引だったけど、途中が面白かったからOK)
たまにはこんな風に、
漫才としてふつうに面白い回っていうのもいいな。
この番組の場合、それがいちばん難しいんですけどね。
姑獲鳥の夏
うーん、独特の世界観が構築されている点は魅力的ですが、
話のテンポが私には合いませんでした。
原作は未読なので、
謎解きの唐突さが、脚本のせいなのか、
元々そういう小説なのかはわかりませんが。
★☆☆☆☆
鼻から胃カメラ
会社の健康診断で引っかかって、
胃カメラを飲むことになった。
少しでもつらくないやり方がないかと、ネットで探したところ、
鼻から飲めるほど管の細い胃カメラがあるらしい。
そこで、ネット検索で見つけた病院で、
鼻から飲む胃カメラ検査を受けてみることにした。
まずは「健康診断結果成績書」を持って受診。
空腹時に時々胃痛があることを話し、
いくつかの病気の可能性を説明されたあと、
検査日の予約をした。
検査前日20:00以降は飲食しない、
といったような注意事項を守りつつ、
検査当日の朝8:35には病院へ。
まず、胃の中をきれいにするための薬を飲み、
左腕の上の方の筋肉に、胃の動きを止める注射をした。
これは細いながらもけっこう痛い。
まあ我慢はほんの一瞬である。
次に右の鼻の穴と左の鼻の穴を交互に塞いで息を出し、
通りの良い方をチェックする。
管を入れる穴を決定したらベッドに横になり、
喉に麻酔ゼリーを流しこんで飲み込まないように5分ほど我慢。
あとから思えば、今回これが一番難しくてつらかった。
あんまり奥まで入れると飲み込みそうになるし、
手前だと舌がしびれてきて、麻酔の意味がないだろうし。
管を入れる方の鼻の穴にも注射器で麻酔ゼリーを注入。
感覚がなくなってきたところで、ゼリーを口から出し、
左側を下にして横になった。
そのあと胃カメラと同じような太さ(5.9mm)で
20cmくらいの長さの管を入れてしばらく待つ。
その管を抜いたらいよいよ胃カメラを入れていくのだ。
目の前には家庭用(?)デジタルビデオカメラのモニタがあって、
胃カメラの画像がリアルタイムで見られるようになっている。
まず見えたのは鼻毛(笑)
「ここが食道の入り口です」などと
医師がモニタに映っている場所を実況中継してくれるので、
興味深く見ているうち、管はどんどん奥の方へ。
問題の十二指腸球部にも特に異常は見つからず、
胃の一部に表面的な炎症(胃炎)が発見されたくらい。
これは胃酸を押さえる薬を飲めば、
2~3日で治るそうだ。
胃と食道もひととおりチェックしたあと、
するすると管を抜いて検査は終了。
1~2時間は飲食しないようにとの注意を受け,
胃薬の処方箋をもらって帰宅した。
呼吸は楽だし、話すこともできるし、
痛みといえば、管が鼻の穴の突き当たりから下に曲がる時に、
ちょっと抵抗を感じたくらい。
バリウムを飲んだ時、というか出す時のつらさと比べれば、
こちらの方が全然楽である。
かかった時間は、検査前の準備に15分くらい、
実際の検査に10~15分くらい。
かかった費用は、会社の保険を使って、
初診時に2000円くらい、検査時に4000円くらい。
バリウム検査は異常を見落とす可能性がある上に、
放射線の被曝量が意外と多いらしく、
発ガンのきっかけになることもあるようだ。
来年からは会社のバリウム検査をことわって、
自費で鼻から胃カメラを飲むことにしようと、
早くも決めている私である。
十二指腸球部の変形
会社の健康診断から約1ヶ月。
忘れたころに結果が来た。
バリウム検査の結果、
「十二指腸球部の変形あり。胃痛があれば胃カメラして下さい。」
とのこと。
むー胃カメラかぁ。
5~6年前、人間ドックに入ったとき、
1回飲んだことがあるが、
どんなだったか、あまり記憶がない。
しかし、「胃カメラ」でググると、
飲むのを躊躇するのに十分な体験談が、続々出てくるではないか。
「十二指腸球部」「変形」「胃痛」での検索だと、
十二指腸潰瘍の可能性が高いようだ。
それじゃあ、ってんで、
「つらくない」「胃カメラ」で調べてみたら、
最近は鼻から飲めるほど管の細い胃カメラがあって、
そんなにつらくないらしい。
「鼻から飲む」「胃カメラ」でやってくれる病院を探してみる。
おお、比較的行きやすい場所に、よさげな所があるぞ。
さっそく診察の予約を入れた。
検査結果も心配だが、
鼻から飲む胃カメラに興味津々である。
鶴の間~明石家さんまの回~
三宅裕司のとき以来の、
「コレいったい、どこで落とすつもりやねん!!」
と、テレビに向かってツッコミいれた回でした。
三宅裕司のときはそれでも、
「大人の譲り合い」がお互いにあったため、
最終的にはキレイに落ちましたが、
今回は、
「子供の縄張り争い」が次第にエスカレートしていき、
ついに初の“試合放棄”が実現!
次回のゲストが明石家さんまと知ったときは、
何となくどうなるか想像がつくなあというか、
今までのゲストのような
「いったいどんな風になるのか、想像もつかない!」
というわくわく感はありませんでした。
しかし、
鶴瓶は「ちょっと待て!」から雑談になることが多いから、
今日は「ちょっと待て!」を言わせない、
きっちり漫才をやる、
というさんまの固い決意のもと、
お互い一歩も譲らない主導権争いの結果、
当初の想像を超えた
(ある意味)面白い展開となったのでした。
個人的なツボは、鶴瓶の
「ここ(こめかみの上あたり)打ったら、くーっ!言うで」ってやつ。
腹筋が痛くなるくらいウケました。
新宿末廣亭6月下席6/27~前篇~
行ってきました~!>昼の部&夜の部。
末廣亭のサイトによると、今日は代演が少ないはず。
ということは、今日を狙って来る私みたいなファンが多いはず。
ということは、平日だからといって甘く考えず、
できれば、10時頃を目指して出かけないとヤバイかも。
と思っていたにもかかわらず、
諸般の事情で到着したのは11:17。
すでにひとつ目の角を曲がる少し手前まで列ができていて、
少しアセリました。
前から4~50番目くらいでしょうか。
1階の椅子席は117席で、
今までの経験からいって半分くらい
「団体さんの予約席」になってる可能性もあるので、
椅子席に座れるかどうかは微妙な位置でした。
私が並んだ直後くらいから急速に並ぶ人が増えていきます。
手にスーパーかコンビニの買い物袋を持っている人も複数いました。
昼&夜2食分の食べ物と飲み物が入っているんだろうなあ。
私もおにぎり4個と500mlペットボトルのお茶を持ち込みました。
それにしても暑かった!
実際並んでいたのは30分くらいでしたが、
日焼け止めも塗らず、日傘も持ってこなかったことを後悔しました。
みるみる腕が日焼けして、半袖のあとがくっきりと(^^;
開場時刻近くになると、
案の定「団体さん」が5~60人くらい集結。
「個人客」の列はどれくらい伸びているんだろうと思っていたら、
私の前に並んでいた老夫婦の奥さんが最後尾を見に行っていて、
「寿司屋の角を曲がるあたり」まで並んでいたらしいです。
中に入ると、後ろから7列分が団体客用に区切られており、
一般客が入れるのは前から6列×9席=54席分で、
2人並んで座れる席は、
クーラー前の折りたたみ椅子のみという状況でした。
私は1人で行ったので、
前から2番目のほぼ真ん中に座ることができましたが、
「椅子席じゃないとつらいなあ」と話していたさっきの老夫婦は、
結局桟敷席になってしまったようでした。
登場順が入れ替わった人は延べ8人。
昼か夜の片方しか聞けなかった人の中には、
がっかりした人もいたでしょうね。
いっ平が休演で、代わりに文左衛門が出たのが唯一の代演でした。
いっ平も観たいと思っていた人の1人なので、ちょっと残念でしたが、
ま、ぜーたく言っちゃあいけませんな。
今回は、
「落語家から見ても、客席に座って聴いてみたいと思うほど」
と正蔵が話していたほどの顔ぶれですから、
昼&夜通しで(しかも前から2番目の椅子席で)聴けた私は、
本当に幸せものです。
これで入場料が2700円なんて、申し訳ないくらい。
1万円くらいの値打ちはあったなあ。
ただし、なんと明日から3日間は昼夜入替制にするみたいです。
今日行っといて良かった!!
たしかに昼の部終わっても帰らない人がけっこういて、
夜の部に入れなかった人もいたと思われるくらい
立ち見が出ていたし、
入替制にする方が商売になるもんね。
前から2列目ならではの発見としては、
奇術の花島世津子さんがやった、
破いた新聞紙がリサイクルされて元通りになるネタ
(新聞はカラー版になるんだけど)。
22日にもやったから、今日は注意深くじいっと見ていたんだけど、
近くで見ても破いた新聞紙がどこにいったのかわからなかった。
もちろん、新しい新聞紙をどう出してきたのかも。
私の前の列に座っていたおばあちゃんも同感だったらしく、
隣に座っていた赤の他人(と思しき)お兄ちゃんに、
「あの破れた新聞はどこにいったのかねえ」
としきりに聞いていました。
紙切りの正楽さんを見るのは3度目で、
お題をもらっていきなり切り始めるのはいつもと同じなんだけど、
切り進めながらも時々紙の全体に目配りしているのが
今回よくわかりました。
バランスとかを見ているんでしょうね。
紙を切るジョリジョリというか、ザクザクというような音もよく聞こえて、
臨場感がありました。
歌る多師はピンク系の着物で登場したんですが、
それとコーディネートしたのであろう、
ローズピンク&ホワイトのフレンチネイルが印象的でした。
女性落語家ならではのお洒落ですね。
夜の部は、22日に見たときと出演者はほぼ同じなんだけど、
2階席2列目と、1階椅子席の2列目とでは、
ずいぶん満足度が違うものだと、当たり前ながら思いました。
同じ入場料で、3倍くらい(当社比)今日の方が楽しめたなあ。
やはり2時間や3時間並んででも、
早く行って良い席を確保するのが大切だなと、
そして、日焼け止めと、日傘と、
クーラー対策の長袖シャツは必須である!と、
痛感した一日でした。
新宿末広亭にて
タイガー&ドラゴン第11話 子は鎹
はー、ついに終わっちゃいましたね。
今回は真ん中に泣きのピークが来たので、
その後は意外と冷静になって見ていましたが、
ラストで高座に上がるのが(小竜じゃなくて)小虎だったこと、
小虎落語のサゲが久々に、
「そこであれを出すか~!」
という意外性のあるものだったこと、などなど、
ことごとく予想を裏切る展開で、面白かったです。
ちょっとうまくまとめ過ぎちゃったきらいもありますが、
ま、ぜーたく言っちゃあいけませんな。
最近マンラブを見終わったばかりの私としては、
さりげないところにマンラブネタが散りばめられていて、
嬉しかったです。
たとえば、
どん兵衛と組長が小虎をめぐって言い争いをしている部屋の片隅に、
沙耶ちゃんと太郎が遊んでいるのであろうぬいぐるみの山。
その中には赤羽ちゃん(小泉今日子)が愛用していたパンダと、
赤羽ちゃん&ベッシー(及川ミッチー)が
熱川バナナワニ園でデートした時に買ったワニのぬいぐるみが
あったりとか。
そして、出たっ!
イボリー笑い「シシシシ」by辰夫(尾美としのり)
「人間だもの」も再登場ですねっ。
それにしても真打ちになるってぇのに、
小竜の落語は最後まで「?」だったな~。
それに比べて小虎の「子は鎹」は、
思わず聞き入っちゃったくらい、ちょっと良かった。
あれは努力云々の問題じゃなくて、
天性のカンみたいなもんなんでしょうね。
今クールの連ドラ主演男優賞は、
長瀬でキマリ!って感じ。
まあ岡田クンには「ぶっさん」っていう当たり役もあることだし、ね。
(あんまりなぐさめにはなってないか(^^;)
落語以外のシーンは、すごく良かったと思いますよ。
は~DVD発売は9月かぁ。
来週から何を楽しみに生きていけばいいのやら・・・。